白やピンクのかわいい桜の花と、京都の古い寺社の屋根瓦のコントラスト。

これに惹かれて毎年、桜の季節は京都へ足が向きます。

洛東、洛中、洛西、洛外と何処へ行っても春の京都は素晴らしい。

それだけに大勢の観光客でごった返す。外国人の姿は日本人以上に多い。

気が引けそうなところ、誰しも上手く混雑を避けて桜を楽しみたいはず。

そこで、日帰りでも混雑を避けて楽しめる京都の桜ウォークのコツを書きました。

▶️ 京都 桜の見頃の時期、混雑なし・日帰りでまるっと楽しむ7つのポイント

今年も同じようにこれらのポイントを押さえながら、「千年の都」へ向かいます。

今回も往復高速バスで、名神高速の深草バス停を利用しました。

寒の戻りのためか、今年の桜は満開になってから散り始めるまでが短いと感じます(2018年はこの50年で一番早く開花し、滅多にない素晴らしい桜でした)。

散り始めた京の桜。最後の好天を捕まえて向かったのは「哲学の道」。

桜の開花情報とにらめっこしながら、まだ見頃の名所は

桜が出迎える銀閣寺参道前。「哲学の道」はここから始まる。

せっかくなので、銀閣寺に立寄ります。

ここからは南へと「哲学の道」を歩いて行きます。山科から流れてきた疎水の流れをたどる約1.5キロの道には3,000本の桜があり見事な花でした。

気になる人混みですが、銀閣寺付近こそ外国人が多いものの、途中はさほど気になりませんでした。

バスで乗り付ける事が出来る観光地でもなく、自転車も走れない川沿いの狭い石の道ですから、歩くしかないからでしょうか。

途中には、こじんまりしていますが多くの寺や神社に立ち寄る事ができる道なので、時間をたっぷり取って歩きたい。

秋には紅葉の名所にもなる法然院。

小さなお寺ですが、風情があります。桜だけではなく秋の紅葉の下見も兼ねて立ち寄る価値はあります。

ついでに近くの安楽寺へも足を伸ばしましょう。こちらは春と秋だけの公開です。

法然院、安楽寺とも桜の季節もゆっくりと歩けました。以外に銀閣寺からここまで足を延ばす人は多くないのでしょうか。

「世界遺産」や「国宝」といった誰でも分かるタイトルがないと、こうも混雑しないのかとさえ思えます。

さて、「哲学の道」へと戻ります。

可愛らしい狛ねずみが出迎えてくれる大豊神社に寄りましょう。

桜並木もそろそろ終わり、「哲学の道」は終点間近。

ここには熊野若王子神社があります。

「哲学の道」はここで終わりです。ここからは少し歩けば永観堂や南禅寺へ行けるので、1日いっぱいで周れるでしょう。

南禅寺の桜は早くに開花して、訪れた時にはもう「散り始め」でしたので、今日は逆の方向へ行きます。

熊野若王子神社から20分ほど北へ歩き、桜を求めて真如堂と金戒光明寺へ向かうことに。

「京都のお花見ハイキング」は桜の開花情報とにらめっこです。桜の名所が多いうえ、開花時期も微妙に異なり目的地を絞るのがなかなか難しいのです。

お天気の良い日、ベストの開花タイミングと会えば、「哲学の道」周辺は多くの名所が散在しているので、混雑するバスなどであえて移動して、遠方の別スポットへ行かずとも、少し歩けば、どこかの桜名所で必ず最盛期の桜に会えます。

金戒光明寺はバスや電車の駅からは少し離れており、大通りからも引っ込んだ場所にあります。

また、小高い山の上にあり階段を登るためか週末でも人は少ない。

「穴場」の花見スポットとしておススメです。

境内の桜は花盛り。

まるで時代劇の一場面のような山門。

金戒光明寺から、徒歩10分。平安神宮に向かいます。

京都でも屈指の観光スポットである平安神宮。さすがに人は多い。

帰りは混む市バスではなく京阪電鉄を利用するため、この平安神宮を最後の目的地としたのです。

また、午後遅くならば混雑する時間帯を避けられます。平安神宮はとても広く、人はそれだけにバラけるのですが、真昼間にはやはり混みます。

桜の名所である「神苑」は別途有料の庭園ですが、桜の名所。

枝垂れ桜の咲く場所は狭く、ここだけは時間を割いて人の流れが切れるのを待って花を愛で写真を撮りたいものです。

平安神宮の正面には巨大な応天門がそびえている。

門を入るとすぐに出迎えてくれるたのは「四方位」で東を護る蒼龍の石像。

応天門を入ると正面に正殿、その左右にはそれぞれ楼門があり、方位に従い、「蒼龍楼」「白虎楼」と呼ばれます。

「神苑」入口は白虎楼そばにあり、入場料が必要(600円)。

ここは枝垂れ桜が素晴らしい。

甍の波、朱色の柱と桜のコントラストが見事です。

さすが、文豪・谷崎潤一郎がベタ誉めしただけはあります。

銀閣寺から哲学の道を南下、これだけの寄り道をして存分に桜を楽しむ事が出来ました。

万歩計のカウントは2万本とちょっとでした。

ここからは地下鉄もしくは京阪電鉄の駅までさらに歩きました。

疲れていればバス利用もあるのですが、とにかく最近の京都の市バスの混雑は異常。

車中は大きな荷物を持った外国人観光客で埋まっていて、停留場で誰も乗れない事もありました。

混雑したバスにぎゅうぎゅう詰めでたちっぱなしのまま、これまた渋滞する市内の道を時間かけるよりは、さっさと歩いた方が快適です。

帰り道でも岡崎疎水の桜が見事でした。