週末の名古屋・大須ともなれば大勢の人でごったがえし、大変にぎやかです。
平日でもランチ時はどのお店をたくさんの人が列を作ってます。
ここ、「万松」は割烹料理店。
ですが、決して敷居が高いわけではありません。特にランチはどのメニューもお得感満載、しかもどれもが美味しい。
「万松」基本データ
【地図】
店名と同じ名前の「万松寺」。大須でも有名なお寺なので、すぐ分かるでしょう。
名古屋が初めての人でも、分からなければ道行く人に聞けば大概教えてもらえます。
万松寺のビルから目的のお店「万松」までは徒歩で1分もかかりません。
万松寺駐車場ビルのある新天地通りから万松寺側を見ると、消火栓に小さく「万松」と看板がついています(写真は振り返ってみたもので注意)。
見ると、白いビルが左側にすぐ見えます。ここが「万松」です。
にぎやかな通りから一本入るために「大須ブラ」している人がふらりと入ってくることはまずありません。
ここに来るお客はほとんどが「狙って」来ています。
特にランチは口コミで来る人か、常連さんが食べていく事が多いのです。
「万松」は、割烹料理の店らしく、華美な宣伝などが外にほとんどありません。ビルに魚群をイメージしたロゴと、店名を書いた小さな看板が出ていますが、いたっておとなしいいものです。
外観もオフィスのような3階建てビルですが、すべて「万松」です。
割烹店らしい店の入り口ですが…
店内は広いです。
11時半の開店直後に並びました。早ければ1階の席に座ることが出来ます。
大画面のテレビが2台。NHKとCBC、地元の別チャンネルを流していました。
これもうれしい。
混雑してくると、順に2階、3階と席が上の階になり、階段を上らないといけません(エレベーターはない)。
席数は3階まで含めて90とかなり大きな店内です。
1階にはいけすがあり、たくさんの魚が。
さすが、夜は割烹料理の店だけあって、フグまでがおよいでいました。
ランチメニューも豊富。すべてごはんの大盛りは無料でウレシイ。
何とか1階のカウンター席に座ることが出来ましたが、振り向くと続々人がやってきて並んでいました。
店内に待つスペースがあまりないので、外で列をつくらなければいけません。
軒先も小さく、雨天時には注意が必要ですね。
彩鉢(さわち)御膳
一番人気のランチメニューでほとんどの人がこれをオーダーしていました。
ごはん、味噌汁に、日替わりの小鉢が9つもついています。
1,000円以下でこのボリュームのランチ、しかも老舗割烹店の味。
人気が出ないはずはありません。
別メニューになりますが、「万松」では「サゴシのしょうゆ焼き」も絶品です。また、「キムチを使わないチゲ鍋(万松チゲ鍋)」など、独特のメニューもあります(未トライ)。
お昼だけでなく夜もおすすめの店。
万松寺では12:00から「信長からくり」の実演があります。お店が混んでいるようであれば、からくり人形を楽しんで、少し時間をズラして並んでもよいかもしれません。