まし野ワイナリー 有名ソムリエも舌を巻いた南信州の山葡萄ワイン

写真は高鳥屋山から見下ろした信州・伊那谷を流れる天竜川の肥沃な扇状地。りんごやぶどうの成育に適しています。

りんご加工組合が前身というユニークなワイナリー、長野県下伊那郡松川町「信州まし野ワイナリー」。リンゴ畠に囲まれた標高700メートル山の斜面にあります。小さいながらそのロケーションの特徴を生かした、面白いワインが楽しめるおすすめのワイナリーです。
ケニーも年に1度は登山や観光の途中に立ち寄り、おいしそうなワインを仕入れてきます。その中から今までに飲んだ幾つかオススメの銘柄を紹介したいと思います。

『紅玉アップルワイン』ワイナリーのフラッグシップをりんごワインとすれば、この1本。地元、松川町産の紅玉を使っています。

『シナノゴールド』長野生まれのりんご品種から作ったりんごワイン。甘い中にしっかりと酸味も効いている。爽やかな香りが特徴。

ワイナリーでの限定販売というにごりバージョン。アップルワインで濁りを残したものは国内でも初めて。酸味と甘味の抑えた味わいのバランスが良かった。

『キャンベル新種ロゼ(キャンベルぶどう)』写真は2010年のもの。アーリーキャンベルのいわゆる新酒(ヌーヴォー)のロゼワインで、飲みやすい。

『まし野ルージュ』カベルネとメルローの手堅い1品、このワイナリーのフラッグシップ。マイルドなブレンド。

最後に超オススメの1本を。
『エクセレント山葡萄ワイン』有名ソムリエが舌をまいたという野性味溢れる山葡萄を使ったワイン。野生の野葡萄を醸造したのに、飲みやすく他にない独特の味わい。長野県原産地呼称管理制度認定品。2010年11月現地で購入しましたが、3年後の訪問時にはありませんでした。希少ですから、欲しい方は要問い合わせです。

山葡萄は他のブドウに比べてリンゴ酸やポリフェノールの含有量が数倍。身体に良い成分が豊富で、最近は各地でこの品種をワイン化する試みがおこなわれていますが、まし野ワイナリーはその先駆けです。

ケニーのオススメはエクセレント山葡萄ワインと、シナノゴールドです。他にもりんごの産地だけあってシードルも多く生産・販売しています。2018年秋に工場が拡張され、これから人気が出そうなワイナリーです。

まし野ワイナリー

ましのワイン株式会社

〒399-3304 長野県下伊那郡松川町大島3272

中央自動車道 松川インターから約10分

地図

電話 0265-36-3013

販売 10:00 – 16:00

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