先日、最終講となった人気のブロガー、立花さんの最終講義のレポートです。
今回は単にブログの話だけではなく、人生の多くの出来事に直面した立花さん自身の経験と、そのバックボーンとなっている生き方そのものについての話が心に残りました。
陰の自分が現れる不思議 シャドウ 「スター・ウォーズ」でも語られていた事
「シャドウ」… どう聞いてもいい言葉ではありません。 「隠と陽」、「陰と日向」、「ダークサイドとライトサイド」。
光あるものには必ず陰が出来る。
輝いている人にも必ず陰がある。不思議なことにそれは自分の背後に出来るものなのに、何故か目の前に現れて自分を脅かす。
毎日のように何処かで「キレ」てしまう人の事が報じられています。
キレた本人は決まったように「相手が悪いからこうなった」「あいつが先に〇〇したから頭にきた」と他人がこうだから自分がキレた、と言う。
でも、それはすぐにキレてしまうような状態に、その人自身の心がすでに病んでいたからの結果ではなかったか?
もし違う気持ちでいたのであれば、あれだけ怒ることもなかったのにと後悔する事は日頃でも多々あります。
シャドウは自分の心の反映。
ネット世界におけるアンチの出現など、立花さんが自らの経験をもとに語った「シャドウ」の話は、心に刺さりました。
目の前に現れるネガティブな出来事が、実は自分の心の「弱さ」にとらわれている事。
まさに、ダースベイダーです。
映画「スター・ウォーズ」に出てくるジェダイの騎士の力の源であるフォースの陰、「ダークサイド」に落ちるベイダーが思い起こされました。
ブログは自分にとって発信の強い武器。
筆先から出てくる文章も、自分の心の状態を反映しています。心を強く、正しく持つこと… アンチや誹謗中傷を出現させるのはまさに自分の心。
それを常に忘れない事を立花さんの講義から教わりました。
マスターヨーダ、いやマスター立花!
「真昼の月」にならない
講義中盤は、「シャドウ」の話を踏まえて進みます。
自分の心の在り方の話の後は、相手の心をみてどう語るか、つまり反対の話です。
立花さんの話のポイントは3つ。「読まれる」記事とは
・人の心を動かす記事
・人の役に立つ記事
・人の心を動かし、さらに役にも立つ記事
当たり前に納得してしまいますが、単純なんですね、人は。
そういう自分も誰かの文を読む時には同じ気持ちです。
そして、これが非常に大切だと強調されたもう一つのポイントは、
「タイトル」
そう、記事のタイトルが興味をひかない平凡なものだった時、人は読む事すらはじめない。
素通りされてしまう、自分の文章。
まずは「入り口」から自分の世界に入ってもらわなければ、全て始まらない!
ブログを始めてまだ間もないですが、常に気をつけていたこととはいえ、タイトル一つで読まれるか、読まれないかで、大げさにいえば、「未来」が全く違ってしまう。
輝いていても誰にも気がつかれない真昼のお月さまではいけないのだなぁ。
5年後の自分を「妄想」する
語る自分。
語られる相手。
双方について考える講義の後に、最後にユニークなまとめに入りました。
「5年後の自分、希望、野望、妄想、どうなっているかを書いてみる」
時間は5分。
この講義を受けてきた仲間は皆、躊躇する事なく紙に向かい、一心不乱に書き続けます。
自分もおなじ。あっという間に5分が過ぎました。
3ヶ月前、心臓の手術をしたばかりの僕ば弱気のカタマリ。人生に対してオクテ、オクテで恐る恐る人生を歩く事しか出来なくなっていました。
先の見えない世界、不安。
今は違います。
講義の最終、それぞれが4回にわたるレッスンの感想を述べるグループのまとめ役になりました。
すると、話す皆がみな、自分の5年後の「妄想」を話し出すのです。
もちろん僕も大いに話しました。
それも笑って。
テレ笑いじゃ、ありません。
本当に「なりたい」自分の事を語る時、人は一番楽しいのだなぁ、としみじみ思いました。
一人では、こうはなれませんでした。
書く「仲間」がいてこそです。
立花さんと素晴らしい仲間に感謝。
さぁ、次は何を書こうか、みんな!