このタイトル写真、どこだと思いましたか? ニューヨーク? シカゴ? パリ?
いいえ、東京駅丸の内駅舎から皇居方面の夕暮れ時です。iPhone のパノラマで撮ると何気無い景色も随分素敵に変わりますね。
いつも何処か他の目的地に向かう際に通過するだけの駅。ゆっくりと駅そのものを見ることはあまりないでしょうね。でも実は、大都市東京のセントラルステーションは魅力に富んだスポットでもあります。
辰野金吾の設計で、明治41年(1908)3月に着工し大正3年(1914)12月に開業したオリジナルの東京駅舎は国の重要文化財。2012年、3階部分が復元され、創建当時の姿が蘇りました。
トワイライトタイムに映えるレトロモダンなデザイン。
丸の内側ドーム上部のアーチ部分のキーストーンは豊臣秀吉の兜がモチーフになっています。
アーチとアーチの間の円形のレリーフには干支の動物が描かれています。
駅舎2階にある復元されたレリーフ。
8つの干支の動物レリーフがそれぞれの方角に置かれています。
時代を感じさせる創建当時のレンガ壁。
いったい何処に行けば、復元レリーフや創建当時のレンガ壁を見る事が出来るのでしょう?
実はこれらは駅舎内にある美術館、東京ステーションギャラリー内にあります。展示を見た後に降りてくる階段途中で会うことが出来るのです。
年末にかけてますますロマンティックになっていく東京駅。素敵な人と一緒に歩けばもっと素敵な事になるかも…ね。
★大都市、シカゴの絶景も見ていきませんか。