何故か『悪魔』という言葉に人は惹かれますね、不思議と。
相撲にやたら詳しい悪魔の〇〇閣下もNHKで堂々とコメントしていらっしゃる。
日常にここまで浸透して来ても、イヤ〜な思いも特にないのは時代が経ってどんどんキャラ化しているからでしょうね。
そういう意味では日本の『お化け』という言葉も一緒かも。元々は『化物(バケモノ)』ですからねっ。頭に「お」がつくだけで随分と感じが違います。

そしてとうとう悪魔もコンビニへ乗り込んで来た? しかもオニギリという身近な商品となって。名前もそのまま『悪魔のおにぎり』。ローソンのオリジナル製品です。

包装には「悪魔的なうまさ」って書いてある。何が悪魔なのかは食べてみても正直よく分からないのですが、とにかく売れているらしい。噂を聴いてコンビニで探してもしばらく見つけられなかったほど。ようやく棚に1個だけ見つけてコンビニの店員さんに聞くと、『ここしばらく、ダントツの売れ行きなんです…』との事。どうやら20年来ずっと月間売り上げの王座を維持してきたシーマヨを蹴散らして堂々の売上ナンバーワンになってしまったらしい。売っているローソンさえビックリなのだそうだ。

味の方はどうでしょう? 天カスや青のりがまぶしてあり、お米そのものも天つゆに浸してあって、少々ジャンキーとも思うけども確かに美味しい。
名前で釣られても、味でも勝負出来る。逆に言えば『悪魔』と頭につけただけで全く悪魔チックでもなんでもないオニギリがこんなにも売れる…。手に取って気軽に買える値段のオニギリにこの名前を着けたのがポイントかも。これが少々値段のはるスイーツに紛れていたら、ひょっとしたらここまで売れていないのでは無いでしょうか。『悪魔のシュークリーム』6個入りなんて、私ならばちょっと買うのに気が引ける。あくまで1個だけ気軽に手に取って買えるオニギリだからこそ売れたのだとケニーは思う。悪魔が作ったものでもなく、『悪魔』のようになんだかすご〜い、なんなんだコレは、というニュアンスを出し、1個ぐらいは腹に入れてみようかな、という気にさせた時点で勝ちです。

『悪魔』以外にも、ちょっと思い返せば『暴君ハバネロ』などという超辛いスナック菓子などもありますね。ネガティブワードも使い方次第でハートを捉えてしまう、ここが日本語の不思議。多分英語だと、誰も手にとらないかも。
「Devil’s rice ball 」「 Habanero the tyrant」… うーん、さすがの悪魔でも食の世界展開はチャレンジングか。

でも『悪魔のブログ』なら覗いて見たくなるかも。

え ? 『悪女のブログ』だって? そ、それは、是非とも見てみたーいっ!!